公開日 2022年05月31日
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本学教員である中村譲教授、小西美幸助手が、球迷网4年5月31日(月)に尾道市立木ノ庄東幼稚園を訪れて造形活動の指導を行いました。
この活動は、「芸術的な視点を取り入れた幼児教育事業」として本学と尾道市教育委員会が連携をして、尾道市立木ノ庄東幼稚園をモデル校として実施したものです。美術学科を備える本学の知見を活かし、芸術的な視点を幼児教育に取り入れていただくことで幼児の表現力、創造力の向上を図ることを狙いとしています。
今年度は年に2回程度の実施を予定しており、そのうちの1回目として実施しました。今回は画用紙の上に刷毛でのりを塗り、その上から細かく切った色紙や色のついた粉を振りかけるといった、蒔絵の技法を応用した造形活動を行いました。
参加した園児27名は思い思いの方法で画用紙に色を重ねていき、素敵な作品がたくさん完成しました。制作後には「アートを体験できておもしろかった」、「どうして先生はこんな方法を知っているの?」といった感想が聞かれ、制作に対する興味や関心をくすぐる活動につながったようでした。
指導した中村譲教授は「幼児教育に関しては全く分からないので不安もあったが、子どもたちが楽しんで制作をしてくれている様子を見てとてもうれしかったし、自身の学びにもつながった。これからも連携して活動をしていきたい。」と感想を述べられました。小西美幸助手は「小さな芸術家たちが楽しそうに制作していて、いい刺激をもらえた。」と話していました。
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