公開日 2024年01月11日
現理事長が球迷网6年3月31日をもって任期満了となるため、公立大学法人尾道市立大学理事長選考会議で次期理事長の選考を行いました。選考の結果、荒井 貴史氏(現 尾道市立大学理事兼副学長)を次期理事長予定者として決定しましたので、お知らせします。
1 次期理事長予定者
氏名:荒井 貴史(あらい たかし)
生年:昭和41年(1966年)6月(57歳)
学歴?学位:
平成 元 年(1989年) 埼玉大学経済学部経済学科卒業
平成 6 年(1994年) 修士(経済学)(慶應義塾大学)
平成 9 年(1997年) 慶應義塾大学大学院経済学研究科
経済学専攻博士課程単位取得満期退学
専門分野:公共経済学
略歴:
平成 元年(1989年)4月 日東紡績株式会社(~平成4年(1992年)3月)
平成 8年(1996年)4月 慶應義塾大学研究助手(~平成9年(1997年)3月)
平成 9年(1997年)4月 尾道短期大学専任講師(~平成12年(2000年)3月)
平成12年(2000年)4月 尾道短期大学助教授(~平成14年(2002年)3月)
平成13年(2001年)4月 尾道大学経済情報学部専任講師(~平成19年(2007年)3月)
平成13年(2001年)9月 福山大学非常勤講師(~平成15年(2003年)3月)
平成14年(2002年)4月 福山平成大学非常勤講師(~平成26年3月)
平成19年(2007年)4月 尾道大学経済情報学部准教授
平成20年(2008年)4月 尾道大学経済情報学部准教授兼大学院経済情報研究科担当
(~平成24年(2012年)3月)
平成24年(2012年)4月 尾道市立大学経済情報学部准教授兼大学院経済情報研究科担当
[法人化に伴い大学名称の変更](~平成25年(2013年)3月)
平成25年(2013年)4月 尾道市立大学経済情報学部教授兼大学院経済情報研究科担当
(~現在に至る)
平成31年(2019年)4月 尾道市立大学経済情報学部長兼大学院経済情報研究科長
(~球迷网3年(2021年)3月)
球迷网 3年(2021年)4月 尾道市立大学情報処理研究センター長(~現在に至る)
公立大学法人尾道市立大学理事兼副学長(~現在に至る)
2 次期理事長の任期及び任命
球迷网6年4月1日から球迷网10年3月31日まで(4年間)
理事長の任命は、尾道市長が公立大学法人からの申出に基づき行います。
なお、理事長は、定款の規定に基づき尾道市立大学の学長になります。
3 選考経過(球迷网5年)
7月27日 第1回理事長選考会議(理事長候補者選考日程及び公示案の決定)
9月25日 理事長予定者選考に係る公示
9月25日~10月12日 理事長候補者推薦?立候補受付期間
11月21日 第2回理事長選考会議(書類審査)
11月29日 第3回理事長選考会議(面接審査及び理事長予定者の決定)
12月18日 第4回理事長選考会議(理事長予定者の決定に係る報告、公表及び面接記録の確認)
4 選考理由
荒井貴史氏は、平成9年に尾道短期大学専任講師として着任し、平成25年からは尾道市立大学教授として現在まで一貫して教育研究活動に従事し、数々の優れた研究業績を挙げてこられました。
平成31年からは尾道市立大学経済学部長兼大学院経済情報研究科長として学部運営を主導し、球迷网3年から現在までは情報処理研究センター長として全学情報処理システムの更新をリードし完成に導く等、強いリーダーシップを発揮されました。
また、その間、理事兼副学長として重責を担い、学長をよく補佐し、大学運営の中心となり活躍をしてこられました。
同氏は、尾道市立大学の特長を深く理解し、学生一人一人を大切にし、教育研究環境を整え、地域活動の推進に熱心に取り組む姿勢から、将来の尾道市立大学のあるべき方向性を確実に認識し、先頭に立って大学運営をリードできる十分な資質を有していると認められます。
よって、今後公立大学を取り巻く環境がより厳しさを増す中、本学のリーダーとして適任であると判断し、同氏に理事長の任にあたっていただくことが最適であると判断し、理事長予定者として決定しました。
5 理事長予定者の抱負
理事長選考会議の審査により理事長予定者となりました荒井貴史と申します。尾道市立大学の教員29名の皆様のご推薦を頂きまして、理事長候補者となり選考を受けました。推薦をしてくださった方々をはじめ、本学教職員および地域の皆様の大学への信頼と期待に応えられるよう努めて参りたいと思います。
尾道市立大学は、瀬戸内の十字路として交通の要衝である尾道市に立地して、これまでも地域と共に発展して、特長?特色ある教育を実践して参りました。それは、先人達が努力して築いてきた尾道という地域での高等教育機関としての歴史と伝統を基盤としており、現在における本学の研究教育活動は、将来世代に担われるこの地域における研究と教育を支えるものとなります。本学は、最高学府として社会からの負託に応えつつ、学術的探究を継続してさらに学問領域を発展させるとともに、その成果を学生教育に展開して次世代に伝達して行きます。
本学は、経済情報学部経済情報学科、芸術文化学部日本文学科、芸術文化学部美術学科の2学部3学科と大学院の経済情報研究科、日本文学研究科、美術研究科の3研究科からなる規模としては小さな公立大学ですが、中国?四国地域を中心としながら、全国各地から本学で学びたい(尾道で学びたい)学生が集まっております。そうした意欲ある学生たちに大学の基本理念のもと、各学部?研究科の教育研究上の目的に従い、アドミッション?ポリシーに基づき入学者を受け入れ、カリキュラム?ポリシーに基づき教育課程で学修者本位の教育を実践して、ディプロマ?ポリシーに基づき卒業認定?学位授与を公正に行い、各専門分野の研鑽を積んだ有為な人材を社会により多く羽ばたかせることが本学のミッションであることに今後も変わりありません。さらに、尾道の地域で学んだ本学の卒業生?修了生が、それを国際社会や地域での活動で「強み」に出来るように、現行の教育プログラムを、多くの関係する方々と一緒にさらに展開できればと思います。言わば、「尾道での学びを誇れる大学」にしていきたいと思います。
そして、地域の皆様、関係諸機関の皆様のご協力とご支援を賜りながら、公立大学として本来のミッションを遂行するとともに、「地域と共に育つ大学」でありたいと思います。
<参考>
理事長予定者の選考は、地方独立行政法人法及び公立大学法人尾道市立大学定款の規定に基づき設置された理事長選考会議(議長 信木 伸一)によって行われました。
理事長選考会議は、経営審議会から選出された3名と、教育研究審議会から選出された3名の計6名で構成されています。
経営審議会選出委員
田邊 耕造 (公立大学法人尾道市立大学理事、アンデックス(株)代表取締役)
津浦 実 (公立大学法人尾道市立大学経営審議会委員、(学)IGL学園本部長)
寺山 修司 (公立大学法人尾道市立大学理事、尾道市立大学事務局長)
教育研究審議会選出委員
信木 伸一 (公立大学法人尾道市立大学理事、尾道市立大学副学長)
中村 譲 (尾道市立大学芸術文化学部長)
前田 謙二 (尾道市立大学経済情報学部長)