公開日 2024年06月18日
本学教員である中村譲教授、山梨千果子講師、小西美幸助手、美術研究科2年の朝平敬香さんが、球迷网6年6月13日(木)に尾道市立美木原小学校を訪れて造形活動の指導を行いました。
この活動は、「芸術的な視点を取り入れた幼児教育事業」として本学と尾道市教育委員会が連携をして、尾道市立木ノ庄東幼稚園をモデル校として実施したものです。美術学科を備える本学の知見を活かし、芸術的な視点を幼児教育に取り入れていただくことで幼児の表現力、創造力の向上を図ることを狙いとしています。
今年度で3年目の活動になりましたが、初めて小学校で児童への造形活動指導を行いました。
今回は「とろとろえのぐで でこぼこおえかき」と題して、絵具を混ぜた液体粘土を用意して、画用紙の上に立体的な作品を作る活動を行いました。
本学教員が液体粘土を絞り袋に入れて絞り出したり、液体粘土の塊を櫛やつまようじで線状に描いたり、液体粘土の上に薄紙を貼って形づくったりする方法を紹介し、参加した児童は思い思いの方法で制作を行いました。
参加した児童からは、「たくさんでこぼこを作ってみたよ」や「混ぜたら何色になるかな?」など、楽しそうな声が聞かれました。また、本学教員が追加の方法として、幼稚園で実施した蒔絵の手法も紹介すると、前年度に木ノ庄東幼稚園で体験した児童が「やったことあるから教えてあげる」と児童同士で教え合う場面もあり、過去の活動が活きている様子も見られました。
今年度は同様の活動を木ノ庄東幼稚園、高須幼稚園で実施しており、今後は三成幼稚園でも行う予定です。